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2018年9月3日更新

悪夢

スフィアに捕らわれし者は、強制的に、悪夢を見続けさせられます。

悪夢の舞台は、人それぞれ異なりますが、悪夢の中で、過去のトラウマの一部が再現されて、スフィアに捕らわれし者と敵対する点は、共通しています。
エピソード１では、オープニングシーンで主人公を襲った青年が、悪夢の中に出現しました。

その他にも、異形の蟲や巨人等が、悪夢の中で待ち構えています。

スフィアに捕らわれし者は、悪夢の中のどこかにある出口から抜け出さない限り、目覚めることはありません。
たとえ、運良く悪夢から生還できたと思っても、その先には、次の悪夢が待ち受けています。

しかし、協力者は、スフィアに捕らわれし者が、次の悪夢へ移行するタイミングを狙って、一時的に悪夢から切り離す技術を確立しています。
エピソード２のオープニングシーンで、協力者はその技術を用いて、主人公を強制的に目覚めさせています。

スフィアに捕らわれし者が悪夢を見ている間、スフィアはその生命を維持しています。
しかし、スフィアに捕らわれし者が悪夢の中で死亡すると、それは打ち切られ、その肉体は消滅させられます。

スフィアに捕らわれし者が、第２の悪夢へ移行すると、スフィアはその生命を維持しつつ、全身を人工細胞に置き換え始めます。
その意図は不明です。

裏話:
小学生（２、３年生だと思う）の頃、薄暗い木造校舎の中に、たった１人で取り残される悪夢を見ました。
木造校舎と言っても、その構造はめちゃくちゃです。
まず、廊下は先が見えないほど長くて、奥の方に闇が広がっていました。
教室に入って窓の外に目をやると、本来なら校庭が広がっているはずなのに、別の教室が横付けされており、その先にも校舎が続いていました。
その悪夢の光景は、未だに記憶に焼きついています。

アンデッドシンドロームを制作する際、その時に見た木造校舎を再現しようとまでは考えませんでしたが、外の様子が分からない構造は、その悪夢を参考にしました。

インプラント【Implant】

インプラントは、敵や協力者にとって、一般的に普及している科学技術です。
悪夢の中でも、スフィアによって、再現されています。

しかし、人類の文明には、そのようなインプラントはまだ存在しておらず、スフィアはそれを知らずに再現した可能性があります（インプラントの再現には、協力者は関与していません）。

インプラントは、身体の特定の部位に埋め込んで使用します。
それによって、様々な能力を向上させたり、身体の異常に対して耐性を得ることが可能となります。
インプラントは、悪夢の中を探索する者にとって、非常に頼もしい存在となります。

インプラント補足説明

気【KI】

協力者によって授けられた特殊能力で、彼らの種族にとって、生まれつきの能力です。
掌からエネルギー弾を放ち、敵にダメージを与えることができます。

人類がKIの能力を操れるのは、あくまでスフィアが見せている悪夢の中に限られます……と言いたいところですが、全く術がないわけではありません。

協力者は、すでにKIの増幅装置を完成させており（ゲームの中では登場しません）、もし、その助けを借りることができれば、たとえ人類でも、現実世界で、その能力を発揮できるでしょう。

裏話:
欧米では、『気』を、『Ki(キ)』ではなく、『Qi(チー)』と発音するのが一般的です。
実は、エピソード１のシナリオを英文翻訳する際に、担当からその指摘がありました。

変更するかどうかで、すごく悩んだのですが、ある忍者のゲーム（ゲームタイトルは不明）で、『Qi』ではなく『Ki』の表記を採用していることを知って、それならば私も……という流れで、『KI』のままで行くことに決めました。

協力者

遠宇宙より、『敵』を追ってやってきた種族。
生まれつきKIの能力を持ち、掌からエネルギー弾を放つことができます。

彼らはスフィアを解析して、悪夢に若干の改変を加えて、スフィアに捕らわれし者に（悪夢内での使用に限定されますが）KIの能力を授けたり、敵に悟られないように簡易ヒントを残す等のサポートをしてくれます。

しかし、彼らの目的は人類の救済ではなく、あくまで敵の正体を知ることにあります。
よって、捕らわれし者の中でも、悪夢のメカニズム解析に結びつく活躍が期待できる者だけが、その恩恵に与れます。

遮蔽装置

スフィアに捕らわれし者を、一時的に悪夢から切り離して、覚醒させる装置です。
協力者が開発しました。

遮蔽装置は、スフィアに捕らわれし者が、悪夢を抜けて、次の悪夢へ移行するタイミングでしか使用できません。
また、その効果も一時的です。

エピソード２のオープニングシーンで、協力者は、主人公に必要な情報を伝えるために遮蔽装置を使用しました。

しかし、その影響によって、一緒に捕らわれていた者たちは覚醒のタイミングが合わずに、絶命してしまいました。

ショップ【Shop】

悪夢の中に、ショップを設置したのはスフィアです。
協力者は関与していませんし、スフィアに捕らわれし者による想像の産物でもありません。

そのことから、スフィアが人類を捕らえるのは、単に不安や恐怖を与えるのが目的ではないと推察できます。

スフィア【Sphere】

宙を漂いながら人間を狙う謎の球体。

スフィアは、ターゲットとなる人間に近づくと急降下して、鋭利な突起部分を心臓部に突き刺して捕らえようとします。
スフィアに捕らわれし者は、強制的にレム睡眠が永続する状態にさせられます。
そして、それ以降、悪夢を見続けることになります。

スフィアに捕らわれし者は、胸に致命的な深手を負います。
しかし、それが原因で命を落とすことはないようです。
そのことから、何らかの延命措置が施されているものと考えられます。

スフィアに捕らわれし者が悪夢を見ている間、スフィアはその生命を維持します。
しかし、スフィアに捕らわれし者が悪夢の中で死亡すると、それは打ち切られ、その肉体は消滅させられます。

スフィアに捕らわれし者が最初の悪夢から抜け出して、第２の悪夢へ移行すると、スフィアはその全身を人工細胞に置き換え始めます。

協力者によるスフィアの解析が進んでいます。

トラウマ【Trauma】

スフィアは、捕らえた者の記憶を探って、過去のトラウマの原因そのものを悪夢の中で再現します。

エピソード１では、オープニングシーンで主人公を背後から襲った青年が、悪夢の中で再現されました。

しかし、それが主人公の誤解と判明した時点でトラウマではなくなったため、彼は悪夢の中から消滅しました。

エピソード２では、主人公の幼少期に、彼女を連れ去ろうとした（未遂に終わった）中年男性が出現します。

その件に関するエピソードは、大幅なシナリオカットの犠牲となり、ゲームの中では一切触れられていません。
そのせいで、襲ってくる男性の正体が、最後まで分からず仕舞いになってしまいました。(苦笑)
せっかくなので、ここでそれを明かしておきます。(笑)

スフィアに捕らわれし者

スフィアに背後から心臓部を突き刺され、強制的にレム睡眠が永続する状態にさせられている者。
スフィアが見せる悪夢の中を彷徨っています。

スフィアによって、その生命は維持されていますが、悪夢の中で死亡した時点でそれは打ち切られ、肉体も消滅させられます。

悪夢が第２段階に移行すると、全身が人工細胞に置き換えられていきます。
その段階でも、まだ目覚めることはできません。

未確認飛行物体(UFO)

突然、上空に現れた未確認飛行物体。

謎の球体『スフィア』を放出して、人類に対して襲撃を開始しました。

協力者もまた、同型の飛行物体を使用していますが、敵の機体よりも小型です。