プロローグ
基本操作
タイトル画面

キーコンフィグ画面

ロード画面

オプション画面

壁にしがみつく
しゃがむ（ステルスモード）
アイテムを投げる
目を閉じる（精神遮蔽）
メニュー画面

クエスト画面

キャラクター画面

インベントリ画面

オプション画面

敵の攻撃
寄生体を取り除く
セーブポイント

PC Games List

地球政府基準系2658年、地球は歴史的なビッグニュースに沸き立っていた。

宇宙物理学を専攻する24歳の学生メリッサ・ヒュームが、“ダグラの塵”の候補に挙がり、αケンタウリへの派遣が決まったのである。
しかし、その第一報には、冷ややかな反応を示す者も少なくなった。

それも致し方ない話である。
なぜなら、地球では、24年もの間、莫大な費用を投じて送り出した“ダグラの塵”候補者４名が、落選し続けていたからだ。

ところが、メリッサが、ハロルド・ヒラニシの血を引いていると報じられると、状況は一変した。
ハロルド・ヒラニシは、人類初の“ダグラの塵”であり、宇宙連邦における人類の地位向上に貢献した偉大な人物である。
メリッサに対する人々の期待が、一気に高まった。

一躍、時の人となった彼女のもとに、ハロルド・ヒラニシから連絡が入る。

メリッサの父ブレンダン・ヒラニシは、ハロルドの第３世代クローンにあたる。
メリッサは、両親の離婚後、母方の姓を名乗ってはいるが、父はもちろん、ハロルドとも良好な関係を築いている。
それは、彼のことを親しみを込めて、“おじいちゃん”と呼んでいることからも明らかだ。

ハロルドは、メリッサに祝辞を述べると、彼女に重要な話があると告げる。
しかも、直接会って伝える必要があるらしく、準惑星マケマケに来て欲しいと言うのだ。
現在、彼は、準惑星マケマケにある宇宙連邦第901基地内のラボで、所長を務めている。

マスコミから追われる毎日に辟易していたメリッサは、何ら迷うことなくハロルドの申し出を快諾した。